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収入と所得の違い

収入と所得の違い

確定申告では最初に収入を計算し、次に所得を計算します。

私達は収入という言葉はいろいろな場面で使いますが、所得という言葉を日頃使う事はほとんどありませんね。

ですから収入も所得も同じ意味だと思っている方は少なくありません。

しかし税金の計算では収入と所得というのは全く意味が違います。

収入というのはその年に稼いだお金を合計したものを言います。

商売をしている方ならお客さんから受取ったお金の合計が収入で、サラリーマンなら受取った給与やボーナスの合計額が収入です。

もちろん収入になるのはいわゆる「手取り」ではなく「税込み」の金額です。

ただこの収入を得る為には一定の経費が必要です。

例えば商店ならお店に商品を並べるには、まず商品を仕入れなければいけませんね。

ここでまず仕入代金という経費が発生します。

次にお店を開けておくには電気代やガス、水道代なども必要ですし、店員を雇えば給与も必要になります。

この様な経費を税務用語では「必要経費」と言って、所得はお店の売上=収入から必要経費を差引いたものになります。

計算式に表わすと「所得=収入-必要経費」です。

ではサラリーマンの場合は収入と所得の関係はどうなるのでしょうか?

商売をしている方の場合は収入と必要経費の関係が大変分かり易いのですが、サラリーマンの場合はその関係が少し曖昧になります。

例えば仕事をするのに洋服や靴が必要だと言っても、それ等は全て仕事だけに使うわけではありませんね。

通勤途中で読む新聞は経済紙ならば仕事に必要な経費で、スポーツ新聞は個人の娯楽費になるのでしょうか?

この様にサラリーマンの場合、収入は明確なのですが、必要経費はかなり曖昧です。

そこで日本ではサラリーマンの場合は、「この金額の収入を得る為には、多分この位の経費が必要だろう」という金額をお国が親切に見積もってくれています。

それが「給与所得控除」と言われるものです。

ですからサラリーマンの所得を計算する場合は、収入からこの給与所得控除を差引いたものが所得になります。

これを計算式で表わすと「所得=収入-給与所得控除」になります。

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